お気楽に、きらきらしたものを集めます。管理人名前=きらく。かわいいグッズに目がない。一応大学卒業が決定したらしい。


by kirakirakiraku
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はぅはう。

 教室で和む間もなく、会議図書館会議調べもの・・・と過ごしていたらもうこんな時間だ。 そもそも今日は会議の後はフリーのはずが、こんな時間まで調べものをしているのは父のためである。

 「俺は●●ガンだ星人」の頑固者である父は、先日検査に行くことを思い立ったくせに母に猛反対を受けて結局まだ検査に行っていないのであった。では何故母は猛反対をしたかというと、彼女曰く、
「あの人は医者の言いなりになるから、ちゃんと調べて名医のところに行かせないとダメなのよ!!」
とのことだ。母の経験からすると、父は病院嫌いのくせに、一旦病院にたどり着いてしまうと、相手が一年目の研修医だろうと、金儲け主義の悪徳医者であろうと、言いなりになってしまう性質の持ち主だという。

 さて、そんななか今日講義を受けていると、またしても内科の授業で食道ガンのことが出てきた。父は食道ガンを自称しているので、ボ~ッとしながらも耳を傾けていると、講義をされている先生が、父が行こうとしていた病院には早期食道ガン内視鏡治療術の権威で、その術式に関しては日本で5本の指に入る名医が居られると言っていた。そこで、これはチャンスと思った私はさっそくその名医の名前を聞いて、色々調べて、中学生にするが如くの丁寧な「説明と注意」メールを作成して送り、まずは検査をしてもらうために、父を確実にその名医先生のもとにピンポイント輸送するべく準備に奔走したのであった。・・・そしたらこんな時間になってしまったのだ。

 そうやって夢中になっている自分を振り返ると、気づくことがある。

 結局、私も、私の大切な人も、いつかは死んでしまうのだ。
 そしてその前に多分、病気になる。
 だから私も、私の大切な人も、いつまでも「医学生」「医者」「健康な人」ではいられない。
 きっといつか、「患者さん」になる。「患者さんの家族」になる。
 当たり前だけど、忘れがちなことだった。
 
 すると次に考える。
 そういう時に、どんな「良いお医者さん」が欲しいだろう、どんな「医療」が欲しいだろう。
 「弱い立場」になってしまった家族を、どれほど心配するだろう。
 「どうにかして治るならば」と、どれほど期待するだろう。


 ・・・なんだか最近、自分に対して期待することや、将来なりたい人間像や、病棟の売店で患者さんを見たときの気持ちが、少しずつ変わってきたような気がする。 
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by kirakirakiraku | 2005-05-19 02:04 | ひと