お気楽に、きらきらしたものを集めます。管理人名前=きらく。かわいいグッズに目がない。一応大学卒業が決定したらしい。


by kirakirakiraku
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地元賛歌

 まるで地上の楽園だなぁ、と思うことがある。
 私が現在住んでいる、某田舎についての感想である。

 この土地は、古来、神話のふるさとであった。
 神々が生まれたとされる、神道文化が根強い土地だ。
 雨上がりには山を霧が包んで、神秘的な風景が見られる。

 しかし、だからといってこの土地の人々は高慢に陥ることもなく、気も強さもあまりなく、むしろ他県出身の私から見るとぼやぼやしているようにさえ見える。今が生き馬の目を抜く戦国時代であれば、間違いなくここは隣国の侵略を受けて、即座に陥落していたであろうと想像したりする。
 
 しかし「ぼやぼや」は、決して悪い事ではない。
 どうせ今の日本は戦国時代ではない。教室の隅っこで窓を見ながら年中暮らしている子供のような生き方だって、いいじゃないか。

 皮膚に触れるじっとりとした南国の空気は、言い換えれば裸で寝ても凍死するわけではないというお気楽さでもあり、目が覚めるような黄色をした特産フルーツみたいに、まろやかに甘い。

 ハワイみたいな南国の樹木をながめて、青い空と日差しを受けて暮らす。波音と月を肴に、冷やした地酒を飲む。何を生き急いでいるんだ、そんな気持ちになる。ゆっくり、ぼんやり、それでいいじゃないかと思ったりする。まるでここは万年リゾート、地上の楽園。ここに10年住んだら、骨の髄まで極楽トンボに生まれ変わるのではないだろうか。
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by kirakirakiraku | 2005-07-02 22:44 | 生活