お気楽に、きらきらしたものを集めます。管理人名前=きらく。かわいいグッズに目がない。一応大学卒業が決定したらしい。


by kirakirakiraku
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さるまん

近況報告、きらくです。

試験が終わると同時に殺人的に忙しくなったものですから、むしろ試験期間中の方がある意味楽だったなぁと思いつつ、ここのところはずっと研究の成果発表会の準備などに追われて過ごしていました。

で、とりあえずそれが終わったのが3月8日くらいだったのですが、その日は人の家に泊まり、次の日の朝からは旅行に行ってきました。
・・・そんなわけで今日は、ひっさしぶりに思う存分寝られた日でした(汗)。もちろんまだまだ、研究の作業は残っているのですが(というか、一番大切な部分が残っている)、あんまり考えない事にしています。自分を追い込むのも短時間ならよいですが、長時間だと精神的に疲れますので・・・。フゥ。

さて、今回の旅行は、近県への短いものだったのですが、凄く楽しかったです。
そのうち、印象的だった「さるまん」の事を書こうと思います。

「さるまん」屋は、とある繁華街の中にありました。その繁華街は昭和の町並みが残っていることで有名で、似非レトロ好きの私が是非そこに行きたいと言ったので、私たちは車を降りて、しばらく歩いて散策することにしました。

しかし、当ても無く歩いてみると、そこにはやたら潰れかかったようなスナック、外国語文字の看板が密集し、車一台通るのがやっとの細い路地、喧嘩に巻き込まれそうな薄暗い路地が入り組んでいました。つまりある意味猥雑な「昭和の香り」なのですが、ちょっと治安が悪い感じもする土地なのでした。道を歩いていると路地という路地に黒服が立っていて、通り過ぎる私たちをジロジロ見つめます。特に「店に寄って行け」とは言われないものの、なんか不気味。私が是非行きたいと言った手前連れの人も文句は言いにくいのか、帰ろうとは言わないのですが、そのエリア一帯に漂う怪しい雰囲気に、そこそこ冒険心を満たされつつもどこか心に暗いものが立ち込める気分でした。

そんな中、見つけたのが路地の一角にある某ビルの一階で豚まんを売っているお店。実はもともとネットでのリサーチでもこのお店の評判の高さを見ていた上、車で先ほど通りかかった時には人が豚まんを求めて並んでいたのを目撃していた私は、ここらで美味しいものを食べて気分を明るくしようと思い、やや強引にその店に寄っていき豚まんを一つ購入しました。

ネットの評判では、ジューシーで、ここにしかない、日本一の豚まんらしい・・・。
それまでにも気が向くままにイロイロなものを二人で食べていたので、ひとつだけ豚まんを頼みました。無愛想な店員さんでしたが、渡された暖かい豚まんを見るとなんだかとてもわくわくします。道を歩きながら早速口に入れると・・・。


「ん?」


広がる違和感。その瞬間、これって美味しいか・・・??という疑問が頭の中を回りました。
でも、味覚にもイロイロあるし・・・と思って、やんわりと言ってみました。
「なんか、変わった味だね・・・」
すると連れの人も
「うん・・・」
と言います。やっぱり不味いらしい、と思いました。続けてさらに私が
「カルボナーラとかが犯しがちな間違いを、バッチリ踏んでるよね」
と言いました。
だって、目の前の豚まんのあんは乾いた緑色をしていて、満腹の時にやむを得ず出来の悪いカルボナーラを胃に詰め込まねばならないときの、あの「ウッ」とくるような独特の癖のある香りを放っていたのですよ。すると連れの人が

「いや、ていうかこれは、猿の味がする」

と言い放ちました。それは衝撃的な言葉でした。
さ・・・猿の味・・・??
猿の味なんて知らないし、と思ったのですが、確かに獣臭い香りがするような。そこで私もぶっちゃけて、
「猿??いや、私は、これは吐物の味だと思った」
と言いました。猿と吐物。二人の言葉は違えど、この豚まんが不味いという意に違いはありません。だけど、普段は恐ろしく優しい性格の連れ人の、「猿の味」っていう生々しい表現が妙にウケて、その後私はたびたび、その豚まんのことを思い出してはおかしくなって笑ってしまいました。

コンビ二の肉まんの方が100倍美味しいのに、何故あれが日本一の豚まんと呼ばれたのか、真相を知りたい・・・と思いつつ、私の中であれの名称は「さるまん」に決定です。皆さんも「さるまん」を食したいときは、私にたずねてみてください。店の場所をお教えします。グレードの低い災難にあった気分を楽しめます。ではとりあえず今日はこのへんで。
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by kirakirakiraku | 2006-03-12 02:27 | 生活