お気楽に、きらきらしたものを集めます。管理人名前=きらく。かわいいグッズに目がない。一応大学卒業が決定したらしい。


by kirakirakiraku
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喪失感と祝い酒

どうも、きらくでふ。子持ししゃもと、焼酎お湯割りを味わいながら、書いてまふ。

今日は私にとって、プチ大事な日だった。というのも、去年から私がリーダーとなって進めてきた研究プロジェクトを、今年も続行するかどうかの分かれ目となる日が今日だったからだ。

簡単に経緯を書くと、既にその研究プロジェクトは終了しているのだが(論文はまだ書いてない)、幾つかやり残したと感じる仕事がある気がしていた⇒後輩がチームを引き継いでプロジェクト継続をするのはどうか、という話が持ち上がった⇒そこで、今日会議をして今後の方針を決めることになった、という流れだ。

自分が勝手な思い込みでやってきたプロジェクトとは言えど、それが新世代に引き継がれていくのなら嬉しい気持ちはやっぱりある。ただ私としては、新しいリーダーも卒業間近で(後輩で卒業?と思うかもしれないが彼は四年制だから)忙しい事とか、自家撞着するプロジェクトになってほしくないこととか、無理に新しい仕事を押し付けるよりもメンバーとの人間関係を大切にしたいこととか色々考えて、継続と打ち切りのどちらが良いとも思えず、他のメンバーの意見に完全に従うつもりでいた。

最近ポリクリに入った私は半ば就職しているかのような状態で、どうしても学校を優先せざるを得ないので無理がきかない。今もしプロジェクトを継続しても仕事を手伝えないし、余計な疲れることは少しでも避けたい気持ちも強かった。
例えば去年だったら、授業をサボってプロジェクトの仕事をしたり、授業中寝たりもできた。
だけど今は違う。学生だからって病棟に遅刻していくわけにいかないし、患者さんがいくら憎たらしくても、怒りをあらわにはできない。患者さんの前で居眠りもできない。そういうことをして、
「ここは大学病院ですから。学生の教育の場ですから、許してください」
と言っても許されるわけない。なのでどうしても自然と、生活の中心はポリクリになっていく。注意を払えるように早く寝たいし、気が散るのが嫌だ。

時々、考える。
…子供の病気について告知され、深刻で憂鬱な顔をしている両親の前で、ププッと思い出し笑いをしたらどうなるだろう?
とか、
…オペ場で突然術野(関節とかナイーブなかんじの)に洗っていない手を突っ込んだらどうなるだろう?
とか。
う~ん、ヘタをしたら1度で退学になりそうな重大なミスだ。
だけど病院では、こういう状況がいつもそのへんに転がっている。
だから無意識に凄く緊張してしまって、とても疲れる。
朝が早かったり、夜中11時まで病院にいたりすることもある。時々は、他の大学のほかの学部に進んでいたらこんな風じゃなかったかも、と思うと辛くなることもある。そういうとき私は、授業料を払っている立場だけど、お給料をもらっていると思うことにしている。つまり、毎月パパからもらう生活費と授業料がお給料で、私は毎日病棟に出勤していると考えるわけだ。そうすると、少し気持ちが楽になる気がするからだ。
つまり話がそれたけど、プロジェクトは「仕事」じゃなくて「余暇にすること」だから、どうしてもそちらには本気になれない状況であるのは確かだったりもする、残念ながら。

さて、話し合いは七時から某レストランで開催され、一時間半くらいで終わった。
で、研究プロジェクトは継続申請しないことになった。

理由は、メンバーみんなに時間がないこと、引っ張っていける人材がいないこと、研究成果を論文にすればあとはその情報を使いたい人が有効活用してくれるであろうこと、などだった。
もともと私も想像していた意見ばかりだったから、納得して話し合いは終わった。
べつに無理にプロジェクトを継続したかったわけじゃないから、プロジェクト発起人としても、それはそれで良かったと思った。

なのに、帰り道に車を運転していたらなぜか、微妙な喪失感に襲われた。気分としては、「娘を嫁にやる父親」のようなかんじだった。例えば

・娘がタロウ君と結婚することは、決して悪いことじゃないのに、なんか寂しい。
・タロウ君は娘にはもったいないくらいの好青年で、むしろ娘は適齢期ギリギリボーダーラインだしちょっとヒステリー女だったりする。その上もう娘の方がタロウ君にゾッコンみたいなわけだから、祝福するべきだと頭ではわかってるのに、なんとなく手放したくない。
・ついこの間までおしめを替えてやった(親父の錯覚)あの娘が、どこか手の届かない遠くへ行ってしまうようで切ない。

こういうかんじ。
やっぱり私なりに、プロジェクトへの思い入れは相当強かったんだろうな。

だから今、焼酎をゴクゴク飲んで、気分を誤魔化してみている。
久し振りに平日の夜飲んでるから、結構キテる。
だけどこれは祝い酒。決して切ないお酒じゃないよ。
誰がなんと言おうと、祝い酒、そうだよね?

乾杯!
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by kirakirakiraku | 2006-05-17 23:37 | 生活