お気楽に、きらきらしたものを集めます。管理人名前=きらく。かわいいグッズに目がない。一応大学卒業が決定したらしい。


by kirakirakiraku
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2004年 12月 05日 ( 2 )

面白いよ、これ。

 今日は簡単料理を作ってみた。白菜と豚肉の酒蒸し。ちょっとだけ長ネギと生姜を入れた。お・・・美味しいかったぁぁあ・・・。ただ切って鍋に入れて酒で蒸しただけなんだけどね。言い方によっては、「素材の美味しさを生かした料理」ってことで。

 ところで最近は本を読んでばっかりいるけど、今読んでいるのが
「アマチュアはイラクに入るな―プロのNGOが紛争地でやっていること」吉田 鈴香 (著)
これは面白い。単に世界保健にNGOが絡めるかということを考えるために読み出しただけだったのだが、ぐいぐい引き込まれていった。まだ途中だけど、本当に役に立つNGO活動とは何か、ということが書いてあり、かなり勉強になってます。

 NGOといえども、プロ意識が必要、って論旨がカッコイイ。プロだからこそ、現地の情勢も的確に把握するし、それなりの装備もするし、政府とは別に独自のルートで人脈も作る。突然「自分探し」のため危険地帯に行くようなことはしない。必要があればもちろん国家と協力する。国家利益も考える。
 私は上に楯突くだけで何もしない思想家とか、半端なボランティアが大嫌いなんだけど(信条持ってやってる人は別)、この本にはどうしてそう思うかの、答えがあるのかも。色んな裏事情も載ってて、読んでいて楽しい。

 しかもこの本の著者、名前が「すずか」って読むから一見して男性か女性かわからないし、文章も理路整然としていて上手だし、ただ普通に読んでいると実力派中年ジャーナリストが書いているようにしか思えないからスゴイ。実は最初は男の人だと思い込んでいた偏見に満ちた私だけど、正確に言えば「文章から性別のニオイがしない」んである。ものを書く女性は多いけれども、文章から性別のニオイをさせない女性は数少ない。だからてっきり、男性と思っていた。ここまできっちり「いちジャーナリスト、いち人間」として仕事に徹している人を見たら、自分が、いかに偏見に満ちていて甘えているかがわかる。
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by kirakirakiraku | 2004-12-05 21:53 |

金欠とシェイクスピア。

 生活費がもうすぐ底をつく。で、忙しさを理由にずっと避けてきた調理に向かわざるを得ない。というのも、必ず毎日出て行くが、節約しやすいのが「食費」だから。調理済みのコンビニ弁当とかコンビニおでんとか納豆巻きとか肉まんとか、野菜が深刻に不足する上に割高なものばっかり最近食べていたから食費が半端じゃなかった。

 それで、早速スーパーに行ってみた。新鮮な食材が並んでいますねぇ。やっぱりお金がないときは鶏肉だよね、鶏肉!・・・と思って・・・見てみた。オイシソウ。おいしそう。美味しそう・・・。だが。
 なんか不安。
 つるつるした綺麗な鶏肉の表面を、それとなく観察してしまう。
 「寄生虫いそうだなぁ・・・」って。

 そういえば最近、寿司を食べる気が起きないんだけど、鮮魚コーナーで生魚とか、まるごとのイカを見ても、買う気がしない・・・。これも寄生虫が居そうな気がして見るだけで胃がキリっと痛むんである。
 ちなみに、なんで胃が痛いかというと、それは私が胃弱だからではない。私が実習で捌いたサバの内臓に、数百匹ほど棲み付いていた寄生虫、アニサキスちゃんは、サバとかイワシとかイカの内臓にいて、間違って食べてしまったヒトは急激な胃痛に襲われるらしい、という知識によって、アニサキスを食べちゃった時のシュミレーションをしてしまっているからだと思う。つまり頭で予測して勝手に症状が出ちゃっている。デキてないのにつわりだけ来る想像妊娠みたいなカンジ(←バカ)ってわけで。

 じゃあどうして想像アニサキス感染してしまうかというと、私は最近毎日毎日寄生虫の本ばっかり読んでいるからである。
で、寄生虫の本って、
「脅し系」
が多いのである。癒し系じゃないよ、「脅し系」
 寄生虫関係の一般書タイトルは、「ハラノムシ、笑う」「しのびよる寄生虫」みたいな、「寄生虫密かに忍び寄ってるんですよ~密かに笑ってるんですよ~」系が多くて、内容もそういうのが多い。つまり、
「日本人はもう日本にいたら寄生虫は関係ないと思ってるだろうけど、アンタ甘いよ?
ってやつ。主にその理由として挙げられるのは、
①グルメ(生食ブーム、ゲテモノ食い)
②海外旅行などで持ち帰る
③免疫関係の変化
あたりなのだが、とにかく
「ほんとはアンタも危ないんだからね!?寄生虫忍び寄ってるんだからね!?」
と、勢い余ってやや読者を脅す系の本が多いのである。
 それを毎日読んでいれば、自然と気になってくる。マインドコントロール寸前である。別に警鐘を鳴らす寄生虫学者が悪いってわけじゃないけど・・・。

 同じようなことが、「バセドウ病」でも起きた。
 私の班のグループ発表のテーマは、「バセドウ病」であった。バセドウ病は、眼球が飛び出てきたりとか、のどが腫れたりとかすることで有名な、若い女性に多い甲状腺の病気である。 この病気の症状には、動悸(心臓がドキドキする)とか、四肢麻痺(手足が突然夜中に動かせなくなったりする)とか、食欲が異常に出てくるのに何故か痩せちゃう、とかがある。
 このグループ発表はかなり大変で、私は一時期ずっとそれにかかりっきりであった。
 すると、なんか自分がバセドウ病なんじゃないかという気がしてくるのである。例えば夜中お腹が空いてしょうがなくなると、
 あっ・・・こ、この症状はもしや、バセドウ病の「食欲が出る」ではないだろうか!?
って思ったり、寝ていて心臓が動いているのを感じるだけで、
 あっ・・・どうしよう、バセドウ病の、「動悸」の症状が出ている気がする!!
と思ったりする。同時にちょっと体重でも減れば「あんなに食べたのに何故!?バセドウ病かなぁ?」とか不安になる。
 でも私は多分、バセドウ病じゃない。真剣にバセドウ病のことばっかり考えすぎて、またしても想像妊娠状態になっていたのだ・・・。 

 で、図書館で見つけたのが、私にぴったりの言葉。

 杯のなかに
 蜘蛛が浸っていても、それを飲んで、席を立ち、
 毒にあたらないこともある。認識が
 毒されなかったからだ。だがもし、だれかが
 その忌まわしい中身を見せ、
 何を飲んだか知らせてしまうと、彼は喉を、脇腹を、かきむしり、
 激しく嘔吐する。おれは飲んで、蜘蛛を見てしまった。
 (ウィリアム・シェイクスピア「冬物語」)


 人間っていつの時代も、脳の妄想に侵され易い生き物なんだねぇ。それにしてもシェイクスピアの言い回しはカッコイイ。惚れ惚れするよ。

 ところで食費節約はどうなったかというと。
 鶏肉その他を買い、とりあえず食材を冷蔵庫へ入れたものの、
「食欲<<作るの面倒くさい気持ち」
だから食べなくていいや・・・。
ってことで、結局調理はせず、晩御飯が抜きになっただけだった。意味無いよ・・・。
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by kirakirakiraku | 2004-12-05 01:55 | 食べ物