東京湾景
2005年 04月 08日
最近、DVDでドラマ「東京湾景」を借りて観ている。
コレは、知り合いが「イイ、イイ」と言うから借りてみて、時間潰しのテトリスにハマるような勢いで観ているものだ。「面白いか?」と尋ねられれば「別に・・・」なのだが、「続きを観るか?」と言われれば「じゃあ観よっかな」という、そういう状態である。そんなこんなでもうDVD3枚目である。
このドラマ、主演は仲間由紀恵で、相手役は和田某とかいう名前をあまり聞かない痩せた人だ。一応ドラマの筋としては、在日3世の主人公と、日本人のガテン系男との恋愛っていう事らしい。しかし、「考えさせられる」とか「あんな恋がしてみたい」とか以前に、ニセ・ペ・ヨンジュン(中村俊介)、鶏ガラ(和田某)などがツッコミ所満載の行動を垂れ流すわ、材木が落ちてくるわ(材木はそんなに落ちてきませんから!)、死んだはずの恋人が生きてるわで困ってしまう。挙句の果てに「オレは死なないよ」とか鶏ガラが言うわで(「101回目のプロポーズ」の武田鉄也かよ!あんたもいつか絶対死にますから!)、もう毎回間違いなく、観てるコッチがうろたえてしまう勢いなのである。このドラマを観ていると、何故か体温が少し下がったような寒気を覚えるのは、春の夜の冷え込みのせいだろうか。
↑左に居るのが「鶏ガラ」(ファンの方、視点はいろいろですから気にしないで下さい)↑
↑ニセ・ペ・ヨンジュンの肖像(注意書きは上の写真に同じ)↑
しかしそんな私も、今日は「大してコイツらとやってること変わらないじゃん・・・」と思う事をしてしまった。
時は夕方、場所は近所の某レストラン。状況は、ホームページ管理の仕事の打ち合わせをしていたところ。
相手は年上の人だし、仕事に無理矢理引き込んだ感のある人なので、打ち合わせに来ていただくのも本当は申し訳ないのに、嫌な顔もせずに長々打ち合わせに付き合って下さる優しさに私は感動しているわけである。感動しているのに。
話がアンケートフォームの話になる。HP上で、訪れた人にアンケート入力をしてもらったりするコンテンツを設置する可能性について、会話をする。別に必要ないかなぁと思ったけど、一緒にHPをやっている別の学部でそういうフォームを設置していたので一応振った話題だった。
「いらないんじゃないかな??」
と、相手が言う。
「そうですよね・・・。下手に自由に書き込みできる欄を作って、荒らされたりすると困るし・・・」
と、私が言う。
「うん、え、荒らし?」
と、相手が言う。そこで私は、
「はい、例えば”ウンコ”って書かれたりとか」
と言ってしまったのだ・・・!!
場所はレストランである。相手は目上である。感謝しているのである。なのに何故、何故よりによって私が想像した「荒らし」は、わざわざアンケートフォームに
「ウンコ」
と書き込む荒らしだったのか・・・。思い出すと、その言葉を吐いたときの私の心情と表情が、限りなくマジだったのが腹立たしく嘆かわしい。私は本気だった。本気で「ウンコ」と書かれることを怖れていた、あの時、私(倒置法)。
「あっ・・・すいませんっ」
とフォロー(?)したものの、
「いや・・・」
と言いながらも、仕事仲間の目が凍りついたように見えたのは、私の気のせいだろうか。嗚呼。
と、まぁそんなわけで、「東京湾景」、バカバカしいと思いながらも観てしまうのは、どこか自分に似たものを感じているせいでしょうか。それとも「東京湾景」を観ていると似てきてしまうのでしょうか。どちらにしろ、そのうち空から私の上に、材木とかが降ってきませんように。合掌。
コレは、知り合いが「イイ、イイ」と言うから借りてみて、時間潰しのテトリスにハマるような勢いで観ているものだ。「面白いか?」と尋ねられれば「別に・・・」なのだが、「続きを観るか?」と言われれば「じゃあ観よっかな」という、そういう状態である。そんなこんなでもうDVD3枚目である。
このドラマ、主演は仲間由紀恵で、相手役は和田某とかいう名前をあまり聞かない痩せた人だ。一応ドラマの筋としては、在日3世の主人公と、日本人のガテン系男との恋愛っていう事らしい。しかし、「考えさせられる」とか「あんな恋がしてみたい」とか以前に、ニセ・ペ・ヨンジュン(中村俊介)、鶏ガラ(和田某)などがツッコミ所満載の行動を垂れ流すわ、材木が落ちてくるわ(材木はそんなに落ちてきませんから!)、死んだはずの恋人が生きてるわで困ってしまう。挙句の果てに「オレは死なないよ」とか鶏ガラが言うわで(「101回目のプロポーズ」の武田鉄也かよ!あんたもいつか絶対死にますから!)、もう毎回間違いなく、観てるコッチがうろたえてしまう勢いなのである。このドラマを観ていると、何故か体温が少し下がったような寒気を覚えるのは、春の夜の冷え込みのせいだろうか。
↑左に居るのが「鶏ガラ」(ファンの方、視点はいろいろですから気にしないで下さい)↑
↑ニセ・ペ・ヨンジュンの肖像(注意書きは上の写真に同じ)↑
しかしそんな私も、今日は「大してコイツらとやってること変わらないじゃん・・・」と思う事をしてしまった。
時は夕方、場所は近所の某レストラン。状況は、ホームページ管理の仕事の打ち合わせをしていたところ。
相手は年上の人だし、仕事に無理矢理引き込んだ感のある人なので、打ち合わせに来ていただくのも本当は申し訳ないのに、嫌な顔もせずに長々打ち合わせに付き合って下さる優しさに私は感動しているわけである。感動しているのに。
話がアンケートフォームの話になる。HP上で、訪れた人にアンケート入力をしてもらったりするコンテンツを設置する可能性について、会話をする。別に必要ないかなぁと思ったけど、一緒にHPをやっている別の学部でそういうフォームを設置していたので一応振った話題だった。
「いらないんじゃないかな??」
と、相手が言う。
「そうですよね・・・。下手に自由に書き込みできる欄を作って、荒らされたりすると困るし・・・」
と、私が言う。
「うん、え、荒らし?」
と、相手が言う。そこで私は、
「はい、例えば”ウンコ”って書かれたりとか」
と言ってしまったのだ・・・!!
場所はレストランである。相手は目上である。感謝しているのである。なのに何故、何故よりによって私が想像した「荒らし」は、わざわざアンケートフォームに
「ウンコ」
と書き込む荒らしだったのか・・・。思い出すと、その言葉を吐いたときの私の心情と表情が、限りなくマジだったのが腹立たしく嘆かわしい。私は本気だった。本気で「ウンコ」と書かれることを怖れていた、あの時、私(倒置法)。
「あっ・・・すいませんっ」
とフォロー(?)したものの、
「いや・・・」
と言いながらも、仕事仲間の目が凍りついたように見えたのは、私の気のせいだろうか。嗚呼。
と、まぁそんなわけで、「東京湾景」、バカバカしいと思いながらも観てしまうのは、どこか自分に似たものを感じているせいでしょうか。それとも「東京湾景」を観ていると似てきてしまうのでしょうか。どちらにしろ、そのうち空から私の上に、材木とかが降ってきませんように。合掌。
by kirakirakiraku
| 2005-04-08 05:44
| 映像